いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

ベルサイユのばら / 池田理代子

 

ベルサイユのばら 11 (マーガレットコミックス)

 

内容

 

18世紀フランスの激動を描いた漫画。市民側にも主要キャラを置いているが、メインは王朝側。

 

感想

 

池田先生のオリジナルキャラも登場するのでどこが史実か判断しないといけないところもありますが、大体合っていて分かりやすいのでフランス革命あたりの時代を学ぶにはとてもいい漫画だと思います。

マリーアントワネットを魅力的な女性に描いているのもいい。

 

そしてオスカルとアンドレの愛ですよ。情熱的でとてもいい!

気高く美しい。オスカルの生き方に憧れる女性、多いんじゃないかな~。

 

お気に入り度

 

★★★★

 

君の膵臓を食べたい / 住野よる

 君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

内容

 

友達のいない地味で目立たない主人公が、クラスメイトの女の子の秘密を知って人と触れあい、生きる喜びを学んでいく話。

 

感想

 

いきなりネタバレに近いことを書きます!

 

タイトルである程度想像できちゃうけどね!

感想としては人の「生死」を書くならもっとキャラクターにエピソードを与えてリアリティが欲しかった!残念ながら感情移入は出来ませんでした。


それからなぜか私はミステリー小説だと思って読んでいました。タイトルのせい?

 

本格推理小説だとキャラクターの記号化なんてのはよくあることなのですが、読んでる感覚もそれに近い感じがしたのかもしれないですね。

ラノベとしての出版ならありかな〜と思うけど文芸書としてはちょっと浅すぎるな〜と思います。

 

お気に入り度

 

★★ 

メディアはちょっと煽りすぎ!

 

西洋音楽論 -クラシックに狂気を聴けー / 森本恭正

西洋音楽論?クラシックに狂気を聴け? (光文社新書)

 

内容

 

クラシックはアフタービート。つまり裏拍が強いのだ。
指揮者でもある森本さんが長年の音楽人生の中で友人と討論し、展開してきた数々の持論が一冊にまとめられています。根拠は弱いところもありますが、アイディアはとても面白いです。

 

感想

 

クラシック音楽は、現代の感覚で聴くのではなく当時の感覚で聴くのだ。バッハやヘンデルが生きた時代はモーツァルトベートーヴェンはいないので、モーツァルトベートーヴェンの知識を捨てた上でバッハやヘンデルを聴かなければならない。そのことを踏まえてクラシックを聴いてみると新たな発見がある。当時の人にとってベートーヴェンのサウンドは現代人のロックにあたるような衝撃があったのかもしれない。

 

そういった意味の言葉が本の中にあったと思います。これは同時に現代人にとってはクラシックはどう頑張っても昔の音楽なのだと知らしめています。そして伝統は狭い領域で育まれるが生き残っていくためにはあらゆるものを受け入れるしかない。クラシック音楽は生き残りをかけて今後どう変化していくのか。

 

そんな感じのことが書かれていました。クラシック好きで普段からよく聴く私にとっては中々の衝撃でしたよ。

 

歴史という切り口から音楽を紐解いていくの、好きです。

 

お気に入り度

 

★★★★

 

 

超・殺人事件 ~推理作家の苦悩~ / 東野圭吾

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

 

内容

 

推理小説作家にまつわる苦悩話をブラックに描いた短編集。

 

1 超税金対策殺人事件

税金から逃れるために小説家は策を練る。世にも奇妙な物語で映像化もされた作品。

 

2 超理系殺人事件

書店で見つけた「超理系殺人事件」を読む主人公。中学で理科を教えているため理系の説明描写を必死で理解しようとするが…。

 

3 超犯人当て殺人事件(問題篇・解答篇)

売れっ子作家に呼ばれる編集者4人。集まると推理小説の問題篇を渡し、問題を解いた出版社に新作原稿を渡すと言う。

 

4 超高齢化社会殺人事件

編集者である男には困ったことがある。それは担当している作家のボケであった。

 

5 超予告小説殺人事件

売れない推理作家は連載小説を書くチャンスを手に入れる。しかし小説通りのに殺人事件が起こる。

 

6 超長編小説殺人事件

長編小説ばかりが売れる時代に作家は悩みながら小説を水増しさせる。

 

7 魔風館殺人事件

編集者に煽られ推理小説あるあるワードを盛り込み連載小説を書いてきたが、最終回に向けて作家を苦しめていく。

 

8 超読書機械殺人事件

推理小説書評家のもとに書評を自動で書いてくれる機械「ショヒョックス」が届く。「ショヒョックス」の存在が推理小説界を変えていく。

 

感想 

 

どれもオチがしっかりしている点はさすが東野さんです。 肩の力を抜いて読んでください。超税金対策殺人事件、超高齢化社会殺人事件、超長編小説殺人事件は声を出して笑いました。

 

お気に入り度

★★★

 

ニューシネマ・パラダイス(完全版)

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

 

内容

 

映画監督となったサルバトーレのもとに訃報の知らせが届く。それは子どものころから仲の良かった映写技師・アルフレードの死の知らせだった。サルバトーレは幼少期・青年期を思い出す。

 

感想

 

イタリア版・古きよき時代という感じでした。アルフレードの語らないサルバトーレへの愛が素敵です。


「ニューシネマ・パラダイス」には劇場版と完全版があります。劇場版は青年サルバトーレの恋愛模様を一部カットしています。完全版はセックスシーンが軽く映されていたりサルバトーレの昔の恋人に会って心を乱されたり、美しいだけじゃない俗っぽい面も見えて私は好きです。

映画は、アルフレードがサルバトーレのために残したフィルムでラストを向かえます。粋です。

 

お気に入り度

 

★★★★★

音楽聞いただけで涙が出てくる。

 

 

レベルE 全3巻 / 冨樫義博

レベルE全3巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)

 

内容

 

山形県を舞台にオカルト的な要素の強い、宇宙人を題材としたSF漫画。地球にやって来たドグラ星のバカ王子が暇つぶしに起こす悪ふざけを軸とした物語がオムニバス形式で展開される。

 

Wikipediaより

 

感想

 

1編1編テーマは違いますが、どれも分かりやすくて完成度が高いです。宇宙人とテーマをうまく絡んでいるし、設定は細かいし、話の運び方もいいし、何より説得力があります。

レベルE」は「HUNTER×HUNTER」の前作でもあり、そういった意味で実験的な漫画なのかなーと思いました。小学生が多数決で物事を決めていくところはハンハンのトリックタワーだな~とか、原色戦隊がRPGの世界を体験するところや人間を食べる宇宙人のちょっぴり切ない話は、グリードアイランド編、キメラアント編の萌芽なんだろうな~とか。

HUNTER×HUNTER」と合わせて読むと面白いのかも。

 

お気に入り度

★★★★★

 

 

 

ユージュアル・サスペクツ

ユージュアル・サスペクツ (字幕版)

 

内容

 

船舶の炎上事故を調べていた捜査官クラインは尋問していたヴァーバルから奇妙な話を聞かされる。6週間前に銃器強奪事件の容疑者として集められた5人が、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。

 

Yahoo! 映画より

 

感想

 

面白かったです。5人の犯罪行為を見ているだけでもドキドキしましたが、やはりラストの展開なしでは語れません。が、ここで語ってしまうとこれから見る人の楽しみが半減してしまうので控えておきます。
少々話が難しいところもありますが、カイザー・ソゼは何者か、事件の真相は?という点を考えながら推理して見ると面白いと思います。

私の場合は俳優の演技力にただただ見入ってしまいましたww

 

お気に入り度

★★★★

エンドロールに移るところがかっこよすぎる。