フィルス
内容
『トレインスポッティング』の原作者でもある作家、アーヴィン・ウェルシュの小説を実写化したクライムコメディー。頭脳明晰(めいせき)ながらも、酒や麻薬に溺れ、さまざまな不正行為を働く刑事が、留学生殺人の捜査に乗り出したことから思わぬ事態に遭遇する。『つぐない』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などのジェームズ・マカヴォイが、下劣を絵に描いたような主人公を怪演。次々と繰り出されるブラックでシニカルな笑いに加え、ジェイミー・ベルやジム・ブロードベントといった実力派たちの共演にも魅了される。
スコットランド警察の刑事、ブルース・ロバートソン(ジェームズ・マカヴォイ)。優秀な頭脳を誇り、活力あふれる彼だったが、その裏ではアルコールとドラッグの依存症に陥り、売春や不倫に手を出し、残業の不正申告を欠かさないという、刑事の風上にも置けない人物だった。そんな中、日本人の留学生が殺されるという事件が発生。目撃者ゼロという、この難事件を解決すれば出世コースに乗れると張り切るブルースだが、捜査を進めれば進めるほど自身の問題アリな過去も噴出するようになり、精神的に追い詰められていく。
引用元
感想
マカヴォイってすごいのね。
今までマカヴォイが出演する映画を何本か観てきたけど役の降り幅が大きい。カメレオン俳優ってやつです。
ちなみに今まで観てきたマカヴォイ映画 ↓
「アトミック・ブロンド」は「フィルス」のマカヴォイに近いマカヴォイ。骨太で強情でいけしゃあしゃあとしているマカヴォイでした。
対して「つぐない」は好青年って感じのマカヴォイです。がっしりしてるけど線が細くて美しい、細マッチョマカヴォイです。
マカヴォイ
あ、間違えた。
「つぐない」のシアーシャ・ローナンでした。めちゃくちゃかわいいんだ~。
マカヴォイ
あ、間違えた。「つぐない」のシアーシャ・ローナンでした。めちゃくちゃかわいいんだ~。
何でも許してあげたくなっちゃう。
今度こそマカヴォイ
めちゃくちゃ美しい。
あとは「ペネロピ」のマカヴォイを観たいんだ~。
話が脱線しまくりましたが、「フィルス」のマカヴォイはどうだったのか。
警官だけどクズでどうしようもない男の役でした!ちなみに骨太タイプのマカヴォイ。
もう本当にどうしようもない!性事情に関しても仕事に関しても仕事仲間に対しても!
だけど話が進むにつれて男の過去が分かってくると、”どうしようもない”の中に愛が芽生えてくるのです。同情心かな。救いを求めてしまうんです。
こんな男と結婚なんてしたくないけどな!
性と暴力と陰謀がポップに混ざり合った映画でした。
いろいろと”やばい”男を描くのが”見事です。
お気に入り度
★★★
エンドロールがまた最高。