いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

ヴィンランド・サガ(1)(2)/幸村誠

 

内容

 
ヴァイキングがいる時代。主人公・トルフィンは父を殺した男でヴァイキングのアシェラッドに復讐するため彼の軍に入る。1,2巻ではトルフィンが育った環境、人を殺すことへの問題提起、トルフィンがアシェラッドへ復讐するに至った経緯が描かれている。
 

感想

 
前作でありデビュー作の「プラネテス」があまりにも好みの作品だったのと、kindleで期間限定で1、2巻が無料で読めたので読んでみました。やっぱり絵は綺麗だし話もしっかりしてるし良いキャラクター揃いだし、安心して続きを期待できます。
 
アシェラッドはどこまでふざけててどこまで真面目なのかが分からず食えない野郎で目が離せません。トールズの常人ならぬ精神力や戦闘力に尊敬すらしてそうなのに、「ガキの命と引きかえに剣を捨てたバカ」だと言いトルフィンを怒らせます。この先も話の展開に合わせて行動する、なんてことはなさそうで何をしでかすのか楽しみ。物語の枠に収まっていないキャラってこういう人を言うのかな~。
 
復讐劇ですがトールズはそれを望んでいなさそう。しかもその思いをトルフィンも気づいていそうなんだよね。「本当の騎士には剣など要らぬ」と言ったトールズの真意をトルフィンは本当の意味で理解することができるのか。そして理解した先でトルフィンはどう行動するのか。そういった点が話の要になってくるのではないでしょうか。
 
個人的にはアイスランドとかデンマークとか北欧がよく分からなかったので、そこが舞台なのが嬉しい。
 

お気に入り度

★★★★