いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

ピエロがお前を嘲笑う

ピエロがお前を嘲笑う(字幕版)

内容

 

世間を震え上がらせたハッキング事件を起こし、さらに殺人容疑で追われる天才ハッカーベンヤミン(トム・シリング)が警察に出頭してくる。ハッカー集団「CLAY」に加担して盗んだ情報によって殺人事件を引き起こしてしまい、今度は自分が狙われていると告白。その自白を基にベンヤミンの身辺調査に着手した捜査員は、不可解な事実を次々に見つけだす。

 

シネマトゥデイ より

 

感想

 

面白いですが好みではないです。

 

以下ネタバレ含みます。

 

 

話の構成は面白いです。ただ人物描写が希薄であまりのめりこめなかったです。

 

ベンヤミンは仲間を守るために仲間が考案した作戦でハンネを騙し情に訴えかけることに成功しますが、仲間の絆があまり見えてこなかったのでそこまでする理由が理解できませんでした。

ベンヤミンが仲間を大切にしたい気持ちは何となく分かります。”CLAY”はこれまで仲間を作れなかったベンヤミンの唯一の居場所だからです。

 

だけど他のメンバーは?

なんでこいつらと組んでるのん??

 

MRXの罠にひっかかりピンチになったベンヤミンを「仲間だろ?」と助けようとするシーンは、普通なら心を動かされる場面ですが不自然でした。

ここはちゃんと感動したかったよ〜。

 

ハッキングするまで都合がいいところがあってかっこいいと思えなかったり、ヒロインのマリがベンヤミンを好きになる過程に頭の悪さを感じてしまい共感できなかったところもモヤモヤしました。


「仲間を守るためのトリック」という構造自体は美味しいのでそこに説得力があればよかったです。

 

”CLAY”の小物感がそのまま映画全体の雰囲気を作ってしまったのはとても残念ですが、ベンヤミンの童貞臭さや小物感は愛らしくもあり、わりと嫌いじゃないです。

ベンヤミンとマックスのBLっぽいところも少し好きです。

 

お気に入り度

 

★★