いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

金田一少年の事件簿 ファイル5「秘宝島殺人事件」

金田一少年の事件簿 (6) (講談社コミックス (1990巻))

 

 

内容

 

招待状をもらいお宝の眠る秘宝島へ向かうはじめと美雪。しかしオーナーである美作は殺され、招待客の中に七人目の"招かれざる客"がまぎれていると発覚する。殺人犯"招かれざる客"は誰なのか、お宝は見つかるのかというお話。

(5、6巻所収)

 

 

感想

 

ネタバレあります。

 

 

 

 

 

評価は5段階、独断と偏見によります。

 

トリック ☆☆☆☆

動機 ☆☆☆☆

難易度 ☆☆☆

ドキドキ ☆☆

犯人の別名 招かれざる客

 

 

トリック

 逆転の発想が盛りだくさん。

バンガローの血しぶきや、火事、朝食のチキンまで「そういうことだったのね!」という驚きにあふれています。もちろん犯人も…。殺しに行くのではなくて殺されに来てもらうという発想もいい。

 

それから触れるべき点があります。多くの方が指摘している、あるいは作者が明言しているかもしれませんが。

それはこの話がアガサ・クリスティーの代表作「そして誰もいなくなった」に対するオマージュだということ。8体の日本人形が1体1体減っていくと、離島に招待された殺人劇のキャストも1人1人いなくなり、残された人が犯人探しで疑心暗鬼になっていく。この展開はたまりません。ぞくぞくします。


ところで茅さんは何役として犯人に選ばれたのでしょうか。美人役とかそういう犯人の遊び心だったら楽しいな。

 

動機

そして誰もいなくなった」の動機は特定の人物にむかっていませんが、こちらは違います。父を殺され恋人も失う、と悲しすぎる運命を背負ってきた犯人にどうしようもなく同情します。かける言葉も見つからないくらいです。だけどそこははじめちゃん。いつものようにはじめ節で犯人を説いていくのです。はじめちゃんは本当にすごい。

 

難易度

 犯人はあっさりわかっちゃいます。だけどアリバイの壁が解けなかった…。悔しい。

 

ドキドキ

はじめちゃんが犯人の服をやぶります。だけど「きゃあっ!」なんてドキドキの展開にはなりません。

岩田さんが実は悪いやつで、その豹変っぷりにはドキドキしました。

 

 

お気に入り度

 

★★★★