いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

金田一少年の事件簿 ファイル8「首吊り学園殺人事件」

 

金田一少年の事件簿 (9) (講談社コミックス (2052巻))

 

内容

 

進学塾に通うことになったはじめと美雪。しかしその学園は首吊り学園と呼ばれていた。そしてついに「地獄の子守唄」を名乗る者により首吊り殺人事件が起こる。

(9、10巻所収)

 

感想

  

ネタバレあります。

 

 

 

評価は5段階、独断と偏見でつけています。好みによる採点が大きいです。

 

トリック ☆☆☆☆☆

難易度 ☆☆☆☆☆

動機 ☆☆☆☆

ドキドキ ☆☆☆☆

犯人の別名 地獄の子守唄

 

トリック

首吊り現場には「コモリウタ」のうちの一文字が置かれます。これは5回事件が繰り返されること、同一犯であることの他に、殺害の順番を表していました。しかしそういった心理を逆手にとって実は「リ」と「ウ」の事件の順番が逆だったことを巧妙に隠し、鉄壁なアリバイを手にしたのです。

一連の事件では「子守唄」というキーワードが重要な意味を持ちます。不気味な雰囲気を醸し出し、動機につながりがあって、アリバイ作りにもなっている。1つで3度おいしい「コモリウタ」という塩梅ですね。私は貧乏性なのでこういうコスパのいいもの大好きです。トリプルミーミング。

それから解答用紙。にわとりのいたずらにもちゃんと意味があったんですね。

 

解答篇もペーパーテストによって犯人をあぶりだしていた点がユニークでとても面白かったです。

 

難易度

難しかったです。ミスリードが多かったように感じます。宮園と浅野の共犯説(主犯は宮園、あるいは宮園の知らないところで浅野が手を貸していた)も考えましたんですけど違いましたね。森宇多子が「コモリウタ」のアナグラムなのも本当に嫌らしい。

 

動機

殺害された生徒、古谷、室井、仁藤はとんでもなく悪い人間でした。受験のストレスで悪行をするようになったのかは分かりませんが被害にあった生徒は本当にお気の毒です。仁藤はともかく、古谷、室井はよく進学塾に通えてるよな~と思いました。

ドキドキ

事件現場に「子守唄」が流れているってなかなか不気味で好きです。

久しぶりに下ネタがあったのも何だかよかった。

 

お気に入り度

 

★★★★