3月のライオン(10) / 羽海野チカ
内容
ひなたが同じ高校の一年生として入学。零は高校三年生となり、学校も将棋の戦いも充実した生活を送っていたがーー
その穏やかな日々にも波乱が起こる。
川本家に現れた歓迎されぬ訪問者とは・・・?
少年(桐山)の成長を実感する前進の第10巻。
裏表紙より
感想
ヒナちゃんパパ登場!
そして桐山、またしてもぶっ飛んだことをしてくれました!いいぞいいぞー!
結婚するためにヒナちゃんを「説得する」ってすごい理屈っぽい!
桐山、頑張れ!
10巻で好きなところは入江さんと桐山の戦いです。てんぱらないように、マイペースを保つように、と自分を制御している入江さんがいいなーと思いました。私はすぐてんぱっちゃうので参考にしたいです。
勝った日は大いに喜び
負けた日は反省する
ーーでも苦しみ過ぎてはいけないと決めている
ーーこの海はまだまだ広く日々は これからも続くのだ
40年棋士として戦い続けている入江さんの、ありがたいお言葉です。
苦しみ過ぎてはいけない。
何かを継続するためには、忘れてはいけない考え方だと感じました。
お気に入り度
★★★★★
3月のライオンは深く集中することの表現によく「深海」とか「潜る」とかそういったイメージを使用します。
この表現方法がすごいしっくりきて、それでいて美しいな~と思います。