いかえるの感想日記

本や映画を”お気に入り度”によって評価しまとめています。

3月のライオン(11) / 羽海野チカ

 

3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)

 

 内容

 

川本家に自分勝手な提案を繰り出す彼女たちの父親・誠二郎に、一歩も引かずに渡り合う零。あかり、ひなた、美咲、相米二、川本家の皆が彼の存在の大きさを感じていた・・・。

零が自分の幼少期から現在に至るまでを振り返ったスピンオフ・ファイターも併録。

 

裏表紙より

 

感想 

 

桐山が予想のはるか先をものすごいスピードでぐんぐんと突き進んでいく11巻でした。婚約、二世帯住宅、婚約者パラメータ。嵐のような怒涛の展開。川本家にとって辛く悲しい話が多かったにも関わらず、桐山のおかげ(?)でテンポがとてもよかったです。

 

ロックな桐山がついに表出します!

誠二郎さんは「自分がカッコウみたいだ」と言い、桐山の逆鱗に触れます。桐山は「カッコウのような自分」に激しい痛みを感じ、自立して生きるために必死にしがみついて努力をしてきました。対して誠二郎さんは、面倒なことがあれば人に押し付けて自分は逃げてしまいます。そんな調子だから桐山も怒ります。

こんな激しい感情を隠しもっていたなんて、桐山も男だったんだな~と今更ながらに思いました。というか、桐山くん。ところどころ男の顔になってきてますね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
成長したな~。

 

それから、併録されているファイター。これがまたいい。
小さい頃は1人で戦っていたと思っていて、だから必死で居場所を守り続けていた。だけど今は、ライバルたちが皆、同じ方向を向いていて、一緒に旅をしているのだと気がついた。

将棋だけではありません。生きることについても、大切な仲間と一緒に旅をしているのです。この考えは、人間の孤独から解放してくれる素敵なものだと感じました。

 

お気に入り度

 

★★★★★