高慢と偏見
内容
18世紀末から19世紀初頭のイギリスの片田舎を舞台として、女性の結婚事情と、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを描いた恋愛小説。精緻を極めた人物描写と軽妙なストーリー展開で、オースティンの著作の中でも傑作と名高い。
wikipedia より
感想
コリンファースがめちゃくちゃかわいい!!
不器用なダーシー役が本当によく似合います。
いつも無表情のダーシーが最後の結婚式で見せた、歯が見えるほどの笑顔がたまらなく愛おしい!無表情なのに、何を考えているか分かっちゃうところもかわいい!
「高慢と偏見」はオースティンの名作であり、映像化もたくさんされていますが、今回視聴したのはイギリスで放送されていたテレビドラマ版です。
コリンファース好きにはたまらないし、好きじゃなくても楽しめる作品です。
「高慢と偏見」はジョーライトが監督をしている映画も見ています。
↓これですね!
これはキーラナイトレイが美しすぎていけません!
あとは音楽とか美術とか、映画のもつ雰囲気がとても素敵なのです!
ジョーライト監督は、「つぐない」を観たときにも思ったけど、こういった抽象的な概念というか雰囲気を作り出すのが上手い監督なのかもしれません。
ジョーライト監督版の「高慢と偏見」もいいのですが、テレビドラマ版の方が丁寧に原作を表現している点でとても好感が持てます。これから「高慢と偏見」を観たいという方がいたら、まずテレビドラマ版を視聴することをおすすめします。ただ、全部視聴するのに5時間30分ほどかかります(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
上映時間が長くても、テレビドラマ版が好きな理由は
・ダーシー役にコリンファースを起用している
・人間の汚いところを丁寧に描いている
・映像の粗さやエリザベスの芋っぽさが、昔のイギリスの田舎を彷彿とさせる
です!
特に二番目の「人間の汚いところを丁寧に描いている」ですが、まーあどいつもこいつも人間臭いのですよ!エリザベスのお母さんは自分に都合の悪いことがあるとすぐヒステリー起こすし、ウィッカムは口が上手いだけのだらしない人だしリディアも軽率だし。
でもそこがすごい愛おしいです。そうそう、こういうこと言っちゃうよね、こういう人間いるよね、なんで自分のことになると客観的に見れないんだろうね、とか。
そしてエリザベスも頭はいいけど、プライドが高いし、欠点だらけという感じがして共感が持てます。失礼だけど女優さんもそこまで美人ではないし。
エリザベスとダーシーが不器用で衝突しながらも距離が一歩一歩近づいていく様を見るのはとても乙女心をくすぐられました(乙女って年でもないですが、言葉の綾といことでお許しください(-_-)/~~~ピシー!ピシー!)。
お気に入り度
★★★★
ダーシーやエリザベスを見て「品がいい人」のふるまい方の勉強になりました( 一一)