新・世界の日本人 ジョーク集 / 早坂隆
内容
他国に日本はどう思われているのか。
世界的に見たとき、諸国の位置づけはどうなっているのか。
そんな疑問をジョークによって明らかにしています。
感想
日本にいると案外日本のことが分からないんだな~と思いました。だから他国から見た日本という視点はとても新鮮でした。
ジョークなので堅苦しくないのがいい。
ウソ発見器
中国の習近平国家主席と日本の安倍首相とアメリカのトランプ大統領が、ウソ発見器にかけられることになった。ウソをつくと「ビー」とブザーが鳴る装置である。
はじめに習近平が装置に座って言った。
「私はいつも考えています。中国だけでなく世界中が豊かになればいいと」
「ビー、ビー、ビー」
次に安倍首相が装置に座って言った。
「私はいつも考えています。日本と北朝鮮が良き友人になれればいいと」
「ビー、ビー、ビー」
最後にトランプ大統領が装置に座って言った。
「私はいつも考えています」
「ビー、ビー、ビー」
天国と地獄
問い1・天国とはどんな世界か?
答え1・コックが中国人
政治家がイギリス人
エンジニアが日本人
銀行家がドイツ人
恋人がイタリア人
問い2・それでは地獄とはどんな世界か?
答え2・コックがイギリス人
政治家が日本人
エンジニアが中国人
銀行家がイタリア人
恋人がドイツ人
優秀な軍隊
世界で最も優れた軍隊を決めるコンテストが行われた。その内容は「森に放した一羽のウサギを最初に見つけた軍隊が勝ち」というものだった。参加したのはドイツ軍、日本軍、アメリカ軍、ロシア軍だった。
まず最初にドイツ軍が挑戦した。ドイツ軍は森の面積や木々の種類、湖や川の有無、ウサギの習性などを綿密に調査し、一週間後にウサギを見つけることができた。
続いて日本軍が挑戦した。日本軍は食事も睡眠もとらずに探索を続け、三日後にウサギを見つけることができた。
次にアメリカ軍が挑戦した。アメリカ軍は森を焼き払い、わずか一日でウサギを見つけることができた。
最後にロシア軍が挑戦した。ロシア軍は森の中に入っていったが、たった二時間ほどで戻ってきた。彼らは一匹のアライグマを手にしていた。そのアライグマは全身をメッタ打ちにされていた。疑問に思った審査員がロシア軍の隊長に聞いた。
「これはどう見てもアライグマではないですか?」
すると隊長はアライグマの顔をじっと覗き込んだ。するとアライグマが口を開いてこう言った。
「いいえ、私はウサギです!ウサギです!」
うんちくも記載してあり、誰かに話したくなります!(^^)!
お気に入り度
★★★