ライト/オフ
内容
動画サイトで公開され驚異的な再生数を誇った映像を、『ソウ』『死霊館』シリーズなどのジェームズ・ワンが製作を務め映画化。オリジナルを手掛けた新鋭デヴィッド・F・サンドバーグ監督がメガホンを取り、電気を消すと現れる謎の存在に迫られる姉弟が体験する恐怖を描く。脚本は『遊星からの物体X ファーストコンタクト』などのエリック・ハイセラーが担当。主人公を『ウォーム・ボディーズ』などのテリーサ・パーマー、弟を『アナベル 死霊館の人形』などのガブリエル・ベイトマンが演じる。
電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティン(ガブリエル・ベイトマン)を守るため、レベッカ(テリーサ・パーマー)は久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。
引用元
解説・あらすじ - ライト/オフ - 作品 - Yahoo!映画
感想
ネタバレあります。
ホラー映画です。ホラー映画です。ホラー映画です。
3回言ったことに意味はありません( ゚Д゚)
私は普段、ホラー映画を観ることはほとんどありません。
だけど今回観ることにしたのは、脚本がエリック・ハイセラーだったから。
以前「メッセージ」を観て、エリック・ハイセラーのすごさを思い知らされ、興味を持ったのです。
「メッセージ」の感想。お気に入り度は満点の★★★★★をつけた作品です。
そんな経緯があって観てみた本作ですが、思っていたよりとても面白かった!!!
ホラー映画だけど、起承転結のあるしっかりとしたストーリーで、さらに不安要素を推し広げていくので納得のいく怖さがあって、よかったです。
「ホラー映画はこうでなくっちゃね!」みたいなよく分からない興奮をしました。(ホラー映画ろくに観ないくせに~)
- 母が精神不安定。父も序盤で死亡し、頼れる大人がいない。⇒怖い
- 母は「ダイアナ」と言う得体の知れない何かと友達だと言い張る。⇒怖い!
- 「ダイアナ」は暗闇しか姿を見せない。だから闇にまぎれて登場する。⇒怖い
- 母と「ダイアナ」の出会いは精神病院で、実験中に「ダイアナ」は死んでいた。⇒怖い
- 家はカーテンを閉め切っており、昼間でも暗い。⇒怖い
- 「ダイアナ」は母に固執しており、邪魔するものは家族でも攻撃する。しかも強い。⇒怖い
- 電気がきれそうなときの「…ジジジジジ……」って音が頻繁に出てくる。⇒怖い!
音とシチュエーションの使い方が上手で、とても怖かったんだ~( ゚Д゚)!
グロくないのもよかった。
設定で気になるところもあったけど、私はホラー映画ではディテールよりも雰囲気を大切にしているので、「ああ~もうだめだ~」とか「それは危ない!」とか叫んで楽しんでいました。
「ライト/オフ」のオリジナルとなった動画。監督の奥様が主演しているそうです。
怖いよ~。
テンポいいし、弟かわいいし、家族の成長も見れたし(バッドエンドだけど)、ホラー映画でもかなりの良作じゃないかな~と思いました。
映画観たのは昼間だったけど、就寝時に電気消すのがちょっと怖くなるよね…。
お気に入り度
★★★
エンドロールもセンスがあって良かった。