映画ドラえもん のび太と魔界大冒険
内容
脚本は原作者の藤子・F・不二雄。監督、芝山努。主題歌「風のマジカル」を小泉今日子が歌った。魔法が使えたらいいな、と考えたのび太。ひみつ道具の“もしもボックス”で現実の世界を魔法の世界に変えてしまう。だが、そこでものび太は落ちこぼれ。そのうえ、元の世界に戻そうと思ったのにママがもしもボックスを捨ててしまって戻せなくなる。そんなある日、ドラえもんたちは魔法研究家の満月先生と娘の美夜子に出会い、のび太がこの世界を魔法の世界にしてしまったために、魔物たちが棲む“魔界”が地球に接近していると知らされる。ドラえもんたちは魔界の大魔王の急所である心臓に銀のダーツを打ち込んで、地球侵略を阻止しようとするが、大魔王には効かず、逆に美夜子を捕らえられてしまう。ドラえもんたちはこうなったらタイムマシンで過去に戻って、のび太にもしもボックスを使うのをやめさせようと考えるが、のび太たちの世界は元に戻っても、魔法の世界の出来事はそのまま続いていて…!?
引用元
解説・あらすじ - ドラえもん のび太の魔界大冒険 - 作品 - Yahoo!映画
感想
さくっとネタバレしています!
ドラえもん映画はちょこちょこ観ていますが、今のところ本作が一番好きかもしれないです!
冒頭から面白いんです!( `ー´)ノ
魔法って何~?という疑問から始まり、科学の発展によって魔法は廃れていったんだよ~という説明を、軽くではありますがポイントをおさえて主張します。
こういった丁寧さは大事です!
それから石化したドラえもんとのび太の伏線があったり、のび太が唯一使える魔法が映画のラストに活きていたり、魔物の魔物らしさにワクワクしたり、大魔王と直接戦わずに勝利したり、わりとベタな展開ではありますが基本をきっちり積み上げていてとても好感がもてます!
ドラえもん映画って学問的なところで、忠実なんですよね。
恐竜とか魔物は教科書や図鑑に載っているものを登場させていて、ごまかさないしズルをしない。
「この動物ってなんだろう?」と思ったら後でちゃんと調べられるんですよ。
こういう映画は、子供が観たら疑問に思うことがたくさんあって刺激的だろうし、大人が観たら今まで経験してきたことや集めてきた知識にひっかかることがあって懐かしかったり納得したりで、楽しいと思うのです。
そういった意味で、ドラえもん映画は子供から大人まで楽しめる映画だと思います。
ドラえもん映画はいいぞ~。
お気に入り度
★★★★