追想
内容
1962 年、夏。世界を席巻した英国ポップカルチャー「スウィンギング・ロンドン」が本格的に始まる前のロンドンは、依然として保守的な 空気が社会を包んでいた。
そんななか、若きバイオリニストのフローレンスは歴史学者を目指すエドワードと恋に落ち、人生をともに歩むことを決意する。
結婚式を無事に終えた 2 人が新婚旅行として向かったのは、美しい自然に囲まれたドーセット州のチェジル・ビーチ。
しかし、ホテルで 2 人きりになると、初夜を迎える緊張と興奮から、雰囲気は気まずくなるばかり。ついに口論となり、フローレンス はホテルを飛び出してしまうのだった。
家庭環境や生い立ちがまるで違う2人であっても深く愛し合っていたが、愛しているからこそ生 じてしまった“ボタンの掛け違い”。それは、今後の2人の人生を大きく左右する分かれ道となってしまう。フローレンスとエドワードにと って、生涯忘れることのできない初夜。その一部始終が明かされる……。
引用元
追想 - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks
感想
ネタバレあります!
まずシアーシャ・ローナンちゃんがかわいい!!
それだけで観た価値がありました!!!
クラシカルなドレスが似合うんだよね~。
さてさて。
映画の内容に入りますが、これは、童貞彼氏と潔癖彼女がひきおこしてしまった悲劇なお話でした。
要するに二人は若かったんですね!
彼女はマリッジブルーだったんですよ。
だけど彼氏は新婚旅行中に興奮しちゃって初ベッドインして彼女を怖がらせてしまったんですね。
うん、なんか彼氏さん、すっごい童貞感でていましてね。
「あれ、これどうやって脱がすの?」
「自分の服はどのタイミングで脱ぐの?」
初めてだから分からないよね~と同情しちゃうんですけど、もうちょっと彼女に対して気遣いしてあげて~!と思いました。
しかも相手はあのシアーシャ・ローナンちゃんだぞ!!!( `ー´)ノ
まあ、彼氏が最速で果ててしまったところでシアーシャ・ローナンちゃんはびっくりして逃げ出してしまい、彼氏が追いかけて口論になったときのシアーシャ・ローナンちゃんの一言。
「気持ち悪かった」
これは彼氏さん、かわいそうすぎるんですけどね!!!( ゚Д゚)
今後のセックスライフにも傷がつきそう…。
いや、傷つかなかったけど。
彼氏さんより楽団のメンバーの彼の方がかっこいいし幸せにしてくれそうだな~と思っていたら結婚してましたね(-_-)!よかったね!
どうやら、この映画。
イアン・マキューアンという人が書いた「初夜」という小説の映画化だったみたいなのですが、イアン・マキューアンはほかにも、映画「つぐない」の原作小説「贖罪」の作者でもあります。
この作者、「つぐない」もそうでしたが、人生の分岐点を描くことがお好きなのでしょうか。「つぐない」も「追想」も、どちらも若い頃の選択によって後の人生に強い傷痕を残すパターンだったので、とっても辛い。
「追想」に関しては、彼氏さんの童貞感がリアルでおもしろくてちょっと笑っちゃいました。
お気に入り度
★★★