いかえるの感想日記

本や映画を”お気に入り度”によって評価しまとめています!他にも、お出かけしたことや音楽について感想を書いています。

ラストショー / 浜田省吾 について

 

ラストショー

 

こんにちは。いかえるです。

 

最近眠くて眠くて仕方がなかったので、しばらく投稿ができていませんでした。だらだらしていただけですけどね(°∀°)

 

ひさしぶりの投稿は、ひさしぶりに音楽について何か書いてみようと思います(-.-) 

 

さて、これからご紹介します「ラストショー」という曲は、作詞・作曲 浜田省吾の代表曲になります!

音楽と歌詞の構成が素晴らしくて、おもしろい曲なんですよ('_')

 

この曲は、なんと

 

サビと、Aメロ・Bメロ で時間軸が違うんです!

どういうことか、具体的に歌詞をみていきますね(*^^*)

 

「ラストショー」

さよなら バック・ミラーの中に あの頃の君を探して走る
さよなら 二人演じた場面(シーン)を 想い出す
もう一度 もう一度

 

ハンバーガー・スタンドで
俺達待ち合わせて
君の親父の車 夜更けに盗み出し
遠くへ 街の灯り背にして
遠くへ 誰もいない海まで 君の肩を抱いて
飛ばしたね真夜中

 

浜辺に車止めて
毛布にくるまって
互いの胸の鼓動 感じたね夜明けまで
あの頃 カーラジオから俺の
あの頃 お気に入りの“Like A Rolling Stone”
星は君のもので
月は俺のものだった

 

さよなら 想い出の中の二人
まるでスクリーンのヒーローだった
さよなら セピア色のフィルムに
苛立ちと優しさと怒りを焼き付けた二人

 

シートに身を沈めて ぽつんと呟いた
“あなたの夢の中で 生きてゆけるかしら”
きっと 別々の車線を
きっと 走り始めていたんだね
二人違う景色の中を ひとりぼっちで

 

さよなら エピローグは俺ひとり
明け方の海岸線を走る
さよなら フラッシュ・バッグのような
過ぎた日々 抱きしめて
もう1度 忘れるために

さよなら バック・ミラーの中に
あの頃の君を探したけど
さよなら ボンネットを叩く雨
もう何も見えないよ
もう何も聞こえないよ
さよなら…

 

ざっくり内容を説明しますと、この曲は、ある男性が別れた彼女のことを思い返す曲です。

いつ別れたのかは分かりませんが、「彼女を忘れるために」車を走らせてはいるものの、吹っ切れている感じではありません。むしろ感情的になっていて未練がましい感じがします。

 

さて、ここで着目したいのは、

今、男性は車に乗っているということです。

 

そして、車の中で彼女のことを思い返して今の心情を歌っているのです。ここがこの曲のサビ、つまり盛り上がりになります。

 

それから、彼女と過ごした時間をAメロ・Bメロで、具体的に思い出します。結構美化されてるように思えるのがまた女々しい。

 

このように、サビとAメロ・Bメロとで綺麗に時間軸が分かれているのです!ここがおもしろい!(°∀°)

男性のテンションによって曲が構成されている、とも言えるかもしれません。

 

彼女のことを忘れられない男性がやや女々しいのですが、聞いていて気持ちのいい曲ですので、機会がありましたらぜひ聞いてみてください(^^)