Ray / レイ
内容
2004年6月11日に亡くなった“ソウルの神様”と呼ばれたレイ・チャールズが音楽で成功を収めるまでの心の葛藤を真実に基づいて描いた人間ドラマ。
レイを演じるのは、『コラテラル』のマックス役の演技が記憶に新しいジェイミー・フォックス。まるでレイ・チャールズが乗り移ったかのような熱演ぶりは必見。
引用元
解説・あらすじ - Ray/レイ - 作品 - Yahoo!映画
感想
2005年・第77回アカデミー賞、主演男優賞、録音賞を受賞作品です( `ー´)ノ
レイ・チャールズ、目の見えない方だったのですね!
それでいて、ピアノの演奏、作曲がとても優れていて世界中に影響を与えてすごいお方です!!( ゚Д゚)
私が感動したのは、目の見えないレイを、母親は突き放すかのように厳しく育てたところです。レイが家で転んでしまい、母に助けを求めるシーンがあったと思います。しかし母は助けません。声を押し殺して、自分がそこにいないふりをします。
やがてレイは自分で起き上がるのです。
母は自分がずっと彼の面倒をみられないことを知っています。
だから彼を助けないのです。
我が子への深い愛情が込められていて、涙が出ました…( 一一)
レイは、多くのものと戦い乗り越えてきました。
盲目、仲の良かった弟の死、薬物、黒人差別。
だらしないところもたくさんあり、人としては尊敬できないところもありましたが、彼の成し遂げたことを考えると、それの代償なのかもしれません。
いいときと良くないときが極端で、私はあまり好きではありませんが、人間らしくて好感を持ちました。
そして、レイを演じた、ジェイミー・フォックスがね!
本人と、とても似ていて上手くてびっくりなんです!!
作中、レイの曲がたくさん流れるので楽しかったです。
↓ 私がレイ・チャールズの曲で好きな曲
「Georgia On My Mind」
Ray Charles - Georgia On My Mind (The Orginal Song From The Albom)
ストリングスがきれいで好きなのですが映画で観た感じだと、この曲はレイ・チャールズの曲の中でも異色な方なのですね( ゚Д゚)
ジョージア州から一度は永久追放となったレイですが、後に「Georgia On My Mind」が州歌となったというのはすごすぎる。伝説ですね。
お気に入り
★★★
レイ・チャールズがご存命のときに撮影をしていて、本人から演技指導もあったらしい…。残念ながら公開前に亡くなってしまったらしいのですが、本人生きてるのに映画を作るってすごくない??( ゚Д゚)