くるみ割り人形と秘密の王国
内容
チャイコフスキーのバレエで広く知られる「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化。監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムと、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のジョー・ジョンストンが務め、くるみ割り人形に導かれて不思議な世界に迷い込んだ少女の冒険を壮大なスケールで描き出す。
愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、クリスマスイブの夜にくるみ割り人形に導かれ、誰も知らない秘密の王国に迷い込む。「花の国」「雪の国」「お菓子の国」「第4の国」という4つの王国からなるその世界でプリンセスと呼ばれ戸惑うクララだったが、やがて「第4の国」の反乱によって起きた戦いに巻き込まれていく。
「インターステラー」のマッケンジー・フォイが主演。キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華キャストが脇を固める。さらにバレエ界からも、ミスティ・コープランドやセルゲイ・ポルーニンといったトップダンサーたちが参加した。
引用元
感想
ネタバレあります!
くるみ割り人形といえば!
最近では、葦笛の踊りがSoftBankのCMに使われていたり、花のワルツとか金平糖の精の踊りはどこかで聞いたことがあるかと思います。
↓ 葦笛の踊り
↓ 花のワルツ
原作は、ドイツのE.T.Aホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」。
それをバレエ用に作成し、当時「眠りの森の美女」で成功をおさめていたチャイコフスキーが音楽を担当しました。
そんな「くるみ割り人形」をディズニーが手掛けたということで、まあ間違いないだろうと思い観に行ってきました(°∀°)
うん、よく分からなかった!
音楽のアレンジ・美術は、ディズニーなのでやっぱり素晴らしい!
小序曲が流れてフクロウが街を飛んでいく導入部。
キラキラのドレス!ロシアの聖ワシリイ大聖堂をモデルとした宮殿!
クララがクリスマスプレゼントをたどっていくうちに夢の世界へ入り込んでしまったシーン!
とてもよかったです!( `ー´)ノ
↓ 聖ワシリイ大聖堂(ロシアを意識してるぅ!(゚ω゚))
ただ、全体的に雑な印象を受けました( `ー´)ノ
クララが亡き母から受け取ったメッセージに気がつくシーン。
もうちょっと余韻を残させて!
くるみ割り人形とねずみが仲良くなるシーン。
なんでお前らそんなに仲良くなった?!
マザー・ジンジャーが除け者にされているところもよく分からなかったし、クララが何に不満を持っているのかもあまり伝わってこなかったです。(予想はできるのですが、ありきたりな展開で、明らかに説明不足であるため人間描写に薄っぺらさを感じる。だから物語としても全体的に何を言いたいのか分からなかったです)
モーガン・フリーマン、マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイなど、
キャストも豪華だったので、せめて人物描写はもっと丁寧にしてほしかったです!( `ー´)ノ本当に残念です!ディズニーならもっとやってくれると思ってたよ!
そういえば、キーラ・ナイトレイが出演していることは知っていたのですが、まさかシュガー・プラムだったとは…。役への入り込みがすごくて気がつきませんでした( ゚Д゚)
お気に入り度
★★
期待していたけど、バレエを観た方がよかったかな~と思ったので、ちょっと辛めの星2つです!