【吉祥寺SOMETIME】へ行ってきました
こんにちは。
いかえるです。
先週、吉祥寺にあるJAZZクラブSOMETIMEへ行ってきました。
SOMETIMEと言えば、1975年よりお店が誕生した老舗のJAZZクラブですのでご存知の方も多いと思います!( `ー´)ノ
リーズナブルで演奏者との距離が近いのと、席のバリエーションがたくさんあって、定期的に通いたいくらい素敵なお店なのですが、自宅からやや遠くて去年に数回か行ったきりでした。
だけど悲しいことがありまして、、、家に帰りたくない!
そんなときに思い出したのがSOMETIMEさんだったのです。
当日、1人で予約もせずに行ったのですが、時間が早かったからか1階テーブルのゆったりできる席に案内してくださいました。
SOMETIMEさんは、2階テーブル席、1階テーブル席、カウンター席といろんなタイプの席が用意されており、いろんな角度から演奏を楽しめます。
おすすめはカウンター席。演奏者と距離が近くて、指の動きまで見れちゃいます。耳だけでなく目でも楽しめちゃうのが良い。
夜の部の演奏は19時半~と21時~の2回あり、どちらも1時間ほど演奏してくださいます。
私が行ったときは、
松島 啓之さん(tp)
今泉 正明さん(p)
上村 信さん(b)
広瀬 潤次さん(ds)
のカルテットでした。
私、ピアノ・トリオが好きで、ライブではそれしか聞いたことがなかったので、生のトランペットは初めてでした。
知ってたけどやっぱりかっこいい……。
めっっっちゃくちゃ魂揺さぶられました!!!
トランペットあるとさらに華やかになるし哀愁も漂うし、普段ピアノ・トリオばかり聞くので得した気分になりました。
というか、ベースの上村さんとドラムの広瀬さんの、スキンヘッド+メガネの組み合わせが渋すぎてめっちゃくちゃタイプです!(*´Д`)
そして、お酒を飲みながら生演奏聞けるとか最強!!!
その時の私、精神的に病んでいましたがめちゃくちゃ心に滲みました。
↓これは前回行ったときの写真。
その日の演奏で一番心に残った曲は、「All God's Chillun God Rhythm」(神の子はみな踊る)です。
明るい曲なんですけど、操られているような不気味さや怖さ、使命感とかそのようなものを感じました。でも最終的には踊らされてもいいのかな~って思える不思議な曲でした。無理なものはどうもがいたって上手くいかないから受け入れちゃおう、みたいなことかもしれません。
そんな重々しさとノリと清々しさがこの曲にはあると思います。
「All God's Chillun God Rhythm」
2つのバージョンを貼りますね!('◇')ゞ
1つ目は、ソニースティットのテナーサックスとバド・パウエルのピアノ。
2つ目は、バド・パウエルのピアノ・トリオ。
Sonny Stitt(ts) Bud Powell(p) Curley Russell(b) Max Roach(ds)
Bud Powell(p) Ray Brown(b) Max Roach (ds)
バド・パウエル。
知らなかったんですけど、JAZZ史に名を刻む程めっちゃくちゃスゴイ人でした。トミー・フラナガンも彼に影響を受けているらしいです。
この日、この曲と出会えて良かったな〜と心から思いました。
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