サイコ
内容
会社の金を横領した女が立ち寄ったベイツ・モーテル。そこには管理人の青年ノーマンと離れの一軒屋に住む年老いた“母”がいた……。伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生んだ。原作はロバート・ブロック。
引用元
感想
ネタバレあります!
監督は、あの有名なヒッチコック。
ヒッチコックと言えばサスペンスですね!
本作はサスペンスなんだけど、ホラー映画でもありました( ゚Д゚)
昔の映画だろうな~とちょっぴり舐めてかかったら怖くてびっくりしました( ゚Д゚)!
じわじわと不安を煽ってくるスタイルです。
OLのマリオンは会社のお金を横領して逃げて、客の入らないモーテルで1泊します。
そこでモーテルの管理人と仲良くなります。
その夜。マリオンがシャワーを浴びていると後ろから誰かが現れてマリオンは殺されてしまうのです。
白黒映画だし、身体に刃物が刺さるような残酷なシーンは一切ありません。
浴槽を流れる血。マリオンの悲鳴と恐怖に歪む顔。振り下ろされる包丁。恐怖を掻き立てる音楽。
そういう演出によって恐怖を作り出しているんです。
シャワーシーンの45秒のためにカメラの位置を70回かえて7日間もかけて撮影したらしいです。こだわりがすごい。
登場人物が少ないから犯人当ては難しくないものの、ノーマンの母親はすでに亡くなっていた、と分かってからは更に怖くなりましたね。
ノーマン、やばいやつじゃん( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)!
後半、マリオンの妹と恋人のライラとサムが、ノーマンの経営するモーテルに行くんです。今まで散々恐怖と不信を積み重ねてきたので、めちゃくちゃ緊張感があるんですよね。ライラがノーマンの母親を探すところはハラハラしました。
ラスト、ノーマンは逮捕され1人部屋で語るのですがそれも怖い。サイコだよ!
ノーマンの顔がフェードアウトして映画は終わるんですけど、消えていく途中、母親の骸骨が薄っすらと浮かび上がるんです。
ノーマンの中に母親の人格がいる、ということをしっかり印象付けているんですね。
見た目は普通だから分からないけど、やっぱりノーマンは二重人格者でやばいやつ!
サイコ・キラーな犯人でした( `ー´)ノ
1960年の映画で、映像技術もあまり進歩していなかった時代なので、映像的には怖くないのですが、演出によって恐怖心を生みだしていて、ここまで出来るんだな~と勉強になりました( 一一)
ヒッチコックってすごいんだな( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)!!!
音楽もマジで怖い。音楽を担当したバーナード・ハーマンすごい。
シャワー室の殺人で流れる曲。
どこかで聞いたことがあるような…?( 一一)
「サイコ」の曲だったんですね!
感想を書くときに参考にしたサイト ↓
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★★★