きっと、うまくいく
内容
インドで製作された、真の友情や幸せな生き方や競争社会への風刺を描いたヒューマン・ストーリー。入学したインドのエリート大学で友人たちと青春を謳歌(おうか)していた主人公が突然姿を消した謎と理由を、10年という年月を交錯させながら解き明かしていく。主演は、ボリウッド映画の大スターであるアーミル・カーン。『ラ・ワン』のカリーナー・カプールがヒロインを務める。抱腹絶倒のユーモアとストレートな感動を味わうことができる。
行方不明だったランチョー(アーミル・カーン)が街に戻ってくると聞き、ファルハーン(マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)は母校に向かう。10年前、三人は名門大学の学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)が接近したことから、3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。
引用元
https://movies.yahoo.co.jp/movie/345047/
感想
どうも、いかえるです。
インド映画です。
インド映画といえば、歌とダンス。
「きっと、うまくいく」も歌とダンスはありますが、ストーリーがちゃんとしてて、歌とダンスは気を緩ませるためのスパイスみたいな感じになっています。
※インド映画をディスっているわけではないのです。お気に障られたらごめんなさい。
そう。しっかりと人生観とか勉学について取り上げてるんです。
勉学というか、大学生の勉強に取り組む姿勢とか?そういうのものを、かなり皮肉を交えながらユーモラスに描いているんです。
言われたことをその通りに実行するロボットにはなるなよって、やりたいことに臆病になるなよって、そんなメッセージを感じました。
そしてランチョーの存在の大きさ。
この映画の魅力を語ることは、ランチョーの魅力を語ることだと思います。
頭がよくて理屈っぽくて自由人で。かと思えば情に厚い。大事な試験が近づいていても、親友の父親が倒れたと聞けば飛び出して助けに行ってテストぎりぎりまで病院で付き添う。
ランチョーみたいに頭がきれて、人間性がちゃんとしている人になりたい…(--)
うまーくいーく
ランチョーの合言葉です。
もっと肩の力を抜いて柔軟に楽しんで。
でも自分や他人は大切に。
そんな生き方をしたいな〜とこの映画を観て思いました。
時には悩まされることもあるでしょう。だけどそれすらも愛おしく大切に過ごせたらいいな。そもそも悩むことって悪いことじゃないからね。悩まない人生なんて薄っぺらくてつまらないし。
とかいう私は最近めちゃくちゃ悩んでいます(笑)20代後半ですからね、これからの人生についていろいろ考えちゃいますよね(゚∀゚)
実力で戦う世界はかっこよくて憧れますが、きっとそれだけが人生じゃない。働き方とか結婚とか今まで当たり前だと思っていた形が、この先どんどん変わっていくんです。そんな世界で自分は何を大切にしてどんな暮らしをしたいのか。ヒントがこの映画にあるような感じがしました。
友達に勧められて観てみたのですが、思いの外いい映画で、何を書けばいいのやら…考えがまとまりません(笑)
3時間と長めの映画でしたが、人生の縮図みたいでとてもよかった…。
勇気をもらえる映画でした。
お気に入り度
★★★★★