いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

アリスと蔵六(1)/今井哲也

 
 

内容

 
アリスの夢と呼ばれる超能者が現れるようになった世界。その中で途轍もない能力を持った幼い少女・紗名は、あることがきっかけでアリスの夢の研究所を脱走し、外の世界を初めて知る。未熟が故、能力をうまく使いこなせず途方に暮れていた彼女の前に現れたのは、日本の由緒正しき頑固爺・樫村蔵六だった。この出会いが紗名の運命を大きく変えていくこととなる。
wikiより
 

感想

 
アニメ始まったので読んでみました~
絵がかわいいね。
 
1巻はとりあえず風呂敷を広げたところかな~
いくつか気になるキーワードが散りばめられてて続きが気になる。
 
面白いと思ったのが「想像したものを実現させる」という紗名の特殊能力。
チートっぽいけど、想像をコントロール出来ないという弱点がね~いいよね~。
「想像すること」の自由さだけでなく脆さとか曖昧さとか、そういったものもひっくるめて描いているのがいい。
 
創造して生み出したコブタを、もう一度想像で消したら殺したことになるのか。
どこからどこまでが自分と世界の境界線なのか。
自分とはなにか。
自分と他人の区別とはなにか。
 
こういう哲学っぽいの好きよ~。
巻末のエピローグがかっこいい。
 
そのころ私の空想の世界と現実との境目はまだひどく曖昧で
私は自分がなにものなのか分かっていなかったし
うっかりしていると私の空想はいとも簡単に現実へもれ出して世界をつくり変えた。
子供っていうのはみんなそうだ。
―だから心配はいらないよ これからきみはたくさんのものに出会って
たくさん泣いたり たくさん笑ったり たくさん怒ったりする
その全部がきみの大切な宝物になるはずだ。
 
ーそう これは かけがえのない私の大切な家族の話だ
 
ここまで紗名の能力を掘り下げるということは、どうしてこんな能力が使える世界なのかとかそういう説明もどこかでしてくれるのかな~。今後の展開に期待だね。
ところでアニメは何クールで制作予定なんだろう。まとめるのが大変そうだ。
 

お気に入り度

★★★