オール・アバウト・マイ・マザー
内容
ヨーロッパの巨匠ペドロ・アルモドバル監督による感動ドラマ。最愛の息子を事故で失ってしまった母親の、死を乗り越える魂の軌跡を描く。99年度アカデミー賞、最優秀外国語映画賞受賞。17年前に別れた夫に関して息子から問われた母マヌエラ。長い間隠していた夫の秘密を話そうと覚悟を決めた矢先、彼女は息子を事故で失ってしまう。息子が残した父への想いを伝えるため、マヌエラはかつて青春を過ごしたバルセロナへと旅立つ。
引用元
https://movies.yahoo.co.jp/movie/160167/
感想
お久しぶりです!いかえるです!
ネタバレあります!
「オール・アバウト・マイ・マザー」は人に薦められて観た映画なんですけどね、なかなか眠れない深夜に観たんですけどね、めちゃくちゃ強烈でした…!
私事ですが、最近人生に悩んでましてね(笑)
多分、誰もが自分の人生について考えちゃう時期ってありますよね。この先どうやって生きたいのかって。私は今がその時期みたいなんです。
この映画はそういう時に観た映画なんです。
別に私の悩みが解消されたわけではないんですけど、母親がパワフルですごいなって思いました。
映画の中に、誰も悪い人はいないんです。
でも、それぞれの思いとか理想とかが噛み合わなくて別々の道を歩むことになってしまう。それがとてつもなく寂しくて悲しくて…。
だけど、生まれてきた子供には関係のないことじゃないですか。そんな思いとか理想なんて、大人の都合じゃないですか。だから子供のためにも、生を授かった母親は強く生きるしかない。大切な人の子供だから責任を持って大切に育てるしかない。
母親だけで子育てをするのは大変だと思います。私には子育てをした経験がないから分からないけど本当に大変なんだと思います。
声をあげて泣くことも怒りをぶつけてしまったこともあったのかもしれません。
だけど、人はそういう状況でも希望を捨てずに強く生きられるのかもしれません。
私も前に進めるかな。どこが前か分からないけど強く生きたいなあと思いますm(_ _)m
とてもパワフルで強烈な映画でした。
参考記事
https://mihocinema.com/all-about-my-mother-4185
お気に入り度
★★★
多分、歳を重ねてから、また観たくなる映画だと思いました。その時はもっと深く感じることがあるんだろうなあ。