いかえるの感想日記

本や映画を”お気に入り度”によって評価しまとめています。

金田一少年の事件簿 ファイル4「学園七不思議殺人事件」

 

金田一少年の事件簿 (4) (講談社コミックス (1941巻))

 

内容

 

ミス研の部長に誘われて学園の七不思議について調べることになった、はじめと美雪。しかし七不思議に近づいた部員は放課後の魔術師によって殺されてしまう。学園の七不思議にはとんでもない秘密が隠されていたのだ。

(4、5巻所収)

  

感想

 

ネタバレあります。

評価は5段階、独断と偏見によるものです。

 

トリック ☆☆☆

動機 ☆☆☆☆

難易度 ☆☆

ドキドキ ☆☆☆

犯人の別名 放課後の魔術師

 

 

トリック

夜の旧校舎、ろうそくの光によって映し出される死体。

まんまと真壁先輩が犯人の罠にひっかかっているのが気持ちよすぎて愛おしくなります。「事件は生物室で起こっているんじゃない、別の部屋で起きているんだ!」

看板トリックは鏡を使ったものです。細かいところまで練られているのがいい。具体的には下記のような点です。

  • 夜+ろうそくの光 なので鏡に映った、ものの詳細は分からない。
  • 学校にしては狭い廊下(狭いからこそ鏡の配置に成功した)なのは、その建物が元々は研究所だったから。
  • 放課後の魔術師のおどろおどろしさと、オカルトチックな現場作りにより、死体移動トリックだというアイディアをすりこませる。
  • 外部犯によるものだと思い込ませるために、生物室に仕掛けをする。
  • 第二の事件の被害者に生物室の鍵を持たせ、鍵で入ったことをにおわせる。

こういった小さな積み重ねが大切なんだな〜と思いました。

 

動機

小心者の犯人らしい動機がいいです。壁の中に死体を隠すなんて、エドガー・アラン・ポーの「黒猫」みたいでぞくぞくしました。

 

難易度

生物室以外の部屋で桜木るい子殺しが起きているとわかれば、アリバイと照らし合わせて、犯人が予想できると思います。

 

ドキドキ

美人の桜木るい子先輩が1番に殺されるなんて···やられましたね~。

 

さて、今回美雪ちゃんは犯人によって大変な目に合います。美雪ちゃんを旧校舎で1人きりにさせたことをはじめちゃんはとても後悔します。事件から手を引くとまで言います。

 

しかし美雪ちゃんは重傷を負いながらもはじめちゃんに喝をいれるのです。
あっぱれ、いい奥さんになるよ!
はじめちゃんも、その思いに応えます。
ここの「じっちゃんの名にかけて!!」はめちゃくちゃかっこいい。とにかくかっこいい。はじめちゃんと美雪ちゃんの深い絆が見れて私は幸せでした。

 

 

お気に入り度

 

★★★★