いかえるの感想日記

本や映画について感想を好き勝手に書いてます。

のび太の雲の王国

映画ドラえもん のび太と雲の王国【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産商品】 [DVD]

 

内容

  

雲の上には本当に天国があると信じてそれを馬鹿にされたのび太に、ドラえもんは雲の上に自分たちで天国(理想の王国)を作ろうと提案する。

紆余曲折があったものの、仲間たちの協力を得て雲の王国はついに完成。しかし、王国で遊んでいる途中偶然に、本当に天上人の住む雲の上の世界があることを発見する。自然に恵まれ絶滅動物が多数生息するその雲は、絶滅動物の保護地区だった。

そこの監察員パルパルに連れられ、施設に移動する5人。友好的に見えたパルパルだが、天上界では「動植物と地上人をあらかじめ天上界に避難させ、大洪水で地上文明を洗い流して破壊する」という恐ろしい方策「ノア計画」が実行されようとしていた。

 

wikipedia より

 

感想

 

先月「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。

原画やオブジェ、先生の作業部屋の再現、ミニシアター、お土産などとても充実していました。きれいなジャイアンのオブジェクトはぜひ見てください。

 

下手くそながら絵を描いてみました。1回レバーを引くごとに1段階きれいなジャイアンが上ってきます。間の取り方が絶妙で笑えます。

背後に桜の木が植えられていて、春は桜をバックにして見ることができます。ロケーション最高かよ~。

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さて、展示物の中にドラえもん映画のワンシーンを壁に張り付けているコーナーがありました。ドラえもん映画は小さい頃に見ていましたが、内容までは忘れていました。

展示物に触発されてドラえもん映画を見ようと思ったのです。

 

 

前置きが長くなりました。

のび太の雲の王国」の感想に入ります。

 

「環境問題」という大きなテーマに取り組みつつ、ワクワクする場面と考えさせる場面があるため、重すぎず軽すぎずとバランスのいい映画でした。テンポよくストーリーがサクサク進むところも観やすいです。

 

面白かった点について具体的にいくつかあげていきます。

 

雲の王国について

 

1 冒頭ののび太

すべてはのび太が学校の先生に質問することから始まります。

「先生、天国はどこにあるんですか?」

この質問をクラスメイトは馬鹿にします(先生の反応もそれに近かった)。それがきっかけで雲の王国を作ることになるのですが、、、

のび太偉くないですか?授業内容を自分の頭で考え疑問を持っています(疑問が素朴なところもいい)。この先ののび太がいい仕事をしそうな予感がしました。

 

2 建国方法 

ドラえもんの秘密道具を使って雲の王国を建てます。だけど規模が大きく完成予定は2年後。そこで株を売って資金を得て秘密道具を増やすという作戦に切り替えます。もちろん株の売却相手はいつもの3人です。しずか、ジャイアンスネ夫を巻き込んでの建国となるのです。私はここのリアリティが好きです。

 

ドラえもんの秘密道具

 

1 危険な道具は必要最低限に

王国内でだけ使える「雲の国王冠」。これを被った者の命令は逆らえないという、チート級の秘密道具が登場します。だけどあっさりと奪われちゃうんです。危険な道具、悪用されやすい道具は必要最低限にするか、保管方法を厳重にすることが大切です。教訓になります。

 

2 どこでもドア

今回オプションとして、ドアノブにダイアルがつきました。これがあると、時間を調節していきたい場所に行けるのだそうです。

便利は便利だけどこれも注意が必要です。どこでもドアを置きっぱなしにしていると、のび太ママが勝手にダイアルを回してしまいました。これによってのび太ドラえもんは10日後の未来に、地上が流されてしまうことを知るのです。残された制限時間は10日間。ラストにかけてスピード感を出すために、いいアイディアだと思いました。ただ、10日間という枠を使いこなせていないように感じましたが、そこはご愛嬌ということで。

 

 

ドラえもん作品のいいところは、子どもだましをしないところだと思います。大人の世界を覗かせてくれたり、夢のようなワクワクする瞬間を見せてくれたり。それは子どもから大人まで、多くの人に愛される理由にも繋がるでしょう。

 

お気に入り度

 

★★★