いかえるの感想日記

本や映画を”お気に入り度”によって評価しまとめています。

ファーストマン

 

ファースト・マン 上: 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生 (河出文庫)

 

内容

 

幼い娘を亡くした空軍のテストパイロット、ニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAの宇宙飛行士に応募し、選抜される。彼は家族と一緒にヒューストンに移り住み、有人宇宙センターで訓練を受ける。指揮官のディーク・スレイトン(カイル・チャンドラー)は、当時の宇宙計画において圧倒的優位にあったソ連も成し得ていない月への着陸を目指すと宣言する。

 

引用元

解説・あらすじ - ファースト・マン - 作品 - Yahoo!映画

 

感想

 

ネタバレあります!

 

 

ラ・ラ・ランドデイミアン・チャゼル監督と、ライアンゴズリングが再び組んだ映画で、第91回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞しています!( `ー´)ノ
おめでとうございます!

 

宇宙映画というよりヒューマンドラマといった感じの映画でした。
私は宇宙の美しい映像を観られることを期待して行ったのですが、そういった意味では地味でした。もちろんエンジンの迫力、ロケット内の激しい揺れといったダイナミックさはあったんですけど、求めるものとはちょっと違いました!( `ー´)ノ

映画では、その時代の人々が月に行くことについてどう考えているか。
行く者、待たされる者、見守る者。それぞれどう感じていたのかが想像できたところが面白かったです。

当時の宇宙開発戦争を生きていなかったので、 技術革命がどれほどのものだったのかは想像でしか考えることが出来ないのですが、NASAの想像以上の突貫工事感!
旧ソ連に負けまいと地上でも通信機能が異常だったのに打ち上げようとして失敗したり、NASAの代表がアポロ11号打ち上げ前に、墜落したときのことを考えてメディアに発表するための台本を作成していたり。
こんなんで人をロケットに乗せて大丈夫なの~~?!とびっくりしました。

 

パイロットにも家族はいるんだぞ!!!

 

そしてもっと驚いたのはニールの奥様、ジャネットの強さ!

 

ニールは夢を叶えるためにロケットに乗ります。
妻として応援はしたいけど危険な目にあってほしくない。
このジレンマとずっと戦っていかなきゃいけないなんて、
考えただけでしんどいです!( ;∀;)

 

アポロ11号打ち上げ前、家族で過ごす最後の夜。
ニールは、従来よりもゆっくりと時間をかけて荷造りをしていました。
息子たちに何も言わないつもりなんです。
そこでジャネット、プッツーンって怒ります。

 

「生きて帰ってこれるか分からないのに、意味もない荷造りなんてしないで、子供たちに説明して!」「私はもう子供たちに説明したくない!」「帰れない場合の心構えをさせて」

 

すっごい奥様。ジャネットだって最愛の夫を亡くすのは怖いはずなのに、ニールに父親としての勤めを果たせって怒る姿、かっこいいよ。
多分ニールも、家族のために絶対に帰ってこなくちゃいけないって改めて心に刻んだことでしょう。

 

だからラストの隔離室の窓を挟んで、お互いの愛を確かめ合うシーンにはグッときましたね。

 

それから、月面着陸のシーン。
船の扉が開いて音が一切消えて、ニールが月への第一歩を踏みしめます。
緊張感に包まれましたね!もう観客みんな息を止めて観てましたよ!
すごい!!!集中力が!!!
このシーンを観るために映画観てたんだー!ってくらい興奮しました。すごい気持ちが良かった。いい映画体験をさせていただきました(*´Д`)

 

お気に入り度

★★★

劇中、よく虫の鳴き声が聞こえていたのですがそれが結構好きでした( `ー´)ノ