無重力少年 全3巻/亜月 亮
内容
重力を操れる少年、流風(るか)から、その能力をうつされた主人公・風子。
風子は次第に流風にひかれるが、流風は能力のせいで人と距離をとるようになっていて…というお話です。
感想
「重力を操れる」という少女漫画ではなかなか見れない面白い設定があまり活かしきれてないのかな~と思いました。
どちらかというと、能力を持ってしまった少年と周りの人間の繋がりを描いた漫画です。
どちらかというと、能力を持ってしまった少年と周りの人間の繋がりを描いた漫画です。
流風が風子の元彼に嫉妬するところはかわいいし、流風が幼馴染とのある過去のわだかまりを解消していくところなんて「流風よかったね~」と母親になった気分です。
特殊能力がもたらす負の面を人間関係を通じて表現しているところはいいと思います(もっと深堀することは出来そうだけど)。だけど正の面がちょっと弱いんじゃないかな~と思います。壁歩いたり風船を掴んで空を飛んだり、決まった行動が多くもっといろんなバリエーションをみたかった。印象的な絵とかもっとあるとよかったなー。
なので星は二つです( 一一)
お気に入り度
★★