ソーシャル・ネットワーク
内容
世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。共演にジャスティン・ティンバーレイク、新スパイダーマンに抜擢されたアンドリュー・ガーフィルドら。
引用元
感想
さらっとネタバレしてます。
「事実は小説より奇なり」という言葉があります。
現実の世界で実際に起こる出来事は、空想によって書かれた小説よりもかえって不思議であるという意味のことわざ。「事実は小説より奇なり」は、イギリスの詩人バイロンの作品「ドン・ジュアン」中の一節から生まれた表現である。関連して、アメリカ人作家マーク・トウェインの「Truth is stranger than fiction」という言葉も有名である。
Weblio辞書より引用
本作を観たときこの言葉が浮かびました。厳密に言うと適切ではないかもしれません。不思議な出来事が起こる話ではないし、映画が完全なノンフィクションとも言えないからです。
何が言いたいかというと「マーク・ザッカーバーグはやばい人」です。
エキサイティングで破天荒で予想外なことを次々とやってしまう人でした。
大学寮の名簿をハッキングして女学生の写真を入手したり?
サイト立ち上げ2時間で膨大な数のアクセス数を獲得し大学のサーバーをパンクさせたり?
反省するどころか大学の情報セキュリティの甘さを指摘したり?
先輩のアイディアをパクったり?
親友と先輩に訴えられたり?
この人やばいよ~~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
だけど常識外れな言動もザッカーバーグであれば仕方がないと思ってしまいます。だってすごすぎて話にならないんだもん。自分の常識と照らし合わせるのは違うというか、対等に考えてはいけないというか、そんな感じです。
だからエドゥアルドに黙って、経営層から退けていくのも納得しました。エドゥアルドはとても怒ってたけど仕方ないよ。才能もFacebook(仕事)に対しての熱意も二人の間にかなりの差があったし。
お金の件は、まあ良くはないけどエドゥアルドが稼いだお金じゃないよね?ザッカーバーグ責めるの、もうよくない?
私はザッカーバーグに肩入れして観ていたので、親友とケンカして彼との間に深い溝ができてションボリなザッカーバーグがかわいそうでした。
序盤はザッカーバーグの破天荒ぶりを楽しんでいましたが、後半はちょっと切なくなりました。天才は孤独だ。
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★★★★