いかえるの感想日記

本や映画を”お気に入り度”によって評価しまとめています!他にも、お出かけしたことや音楽について感想を書いています。

愛と悲しみの果て

愛と哀しみの果て (字幕版)

 

内容

 

デンマークの資産家の娘カレンはスウェーデンの貴族と結婚し、ケニアへ渡る。コーヒー農園を経営することになったカレンは様々な困難にみまわれる。彼女はいつしか英国の冒険家と愛し合うようになり……。アイザック・ディネーセンの自伝を映画化した一大ロマンス。

 

引用元

https://eiga.com/movie/2495/

 

 

感想

 

お久しぶりです、いかえるです!

 

いろいろと思い悩むことがありまして、当ブログを1ヶ月くらい放置してました。

 

さて、そんなときに「愛と悲しみの果て」を観たんですけどね、もうね、すごいんですよ。

 

ネタバレありで感想書いていきます!

 

 

 

何がすごいって、メリル・ストリープ演じるカレンがとても強い!

知り合いもいないアフリカの土地で、高地には向かない珈琲を栽培することになり、新婚なのに旦那さんとは上手くいかず、せっかく育った珈琲も燃えてしまう。

 

私だったらストレスで「きーーーっっっ!!!」ってなりそう…(笑)

ヒステリック起こしますよ(笑)

 

だけどカレンはジタバタせず、淑女らしい態度で乗り切るんです。

同じ女として尊敬するよ〜。

 

そんなカレンを静かに見守るのがロバートレッドフォード演じるデニス。

冒険家である彼はふらっとしか姿を見せないんですけど、2人は次第に惹かれ合っていくんですよね。

 

私、実は最近ロバートレッドフォードを意識的に追いかけてるんですけど、今回のレッドフォードは男としてちょっとずるいんですよね。

釣った魚に餌をやらないというか、それが冒険家というものなのか。とにかくデニスは自由すぎる。女はただ待ってるだけで、帰ってくる保証も安心も与えてくれない。

 

そんな男ばっさり切り捨てられたらいいんですけどね、人の心はそう簡単に切り替えられない。

しかもロバートレッドフォードかっこいいんですよね。愛されちゃったら、何をされてもすがりつきたい!(笑)

 

2人はケンカをします。

カレンも忙しくてそれどころじゃなさそうなのに、ちゃんと向き合っていて本当に立派です。

 

そして思いが通じたのか、デニスが折れるような形で帰ってくるんです。

 

こういう男女の駆け引きがベタだけど好きです。憧れる…。

 

デニスとも更に絆を深めたし、もう、これで怖いもんなしだろ!

と思っていたらデニスの突然すぎる死。あっという間のことで言葉も出ませんでした。哀しみが深い。

 

雄大なアフリカの大地で、愛が生まれて哀しみがあって。

モーツァルトの音楽が優しく響いているのがとても印象的でした。

 

お気に入り度

 

★★★★